りっきーです。

太田格之進選手が出場しているスーパーフォーミュラライツの第3ラウンドが大分県オートポリスで開催されましたので、泊まりがけで応援に行って参りました。

遠方での開催ということもあり、初日は博多に宿泊することに。
博多では九州地方の名物料理とお酒を美味しくいただき、運転の疲れも吹っ飛んでいきました!

遠征2日目の土曜日は午前にレース1、午後にレース2が開催されるというスケジュールでしたので、朝に博多を出発して大分県オートポリスサーキットに向かいました。

今大会の太田選手は予選でレース1、2のポールポジションからのスタートが確定していたため、決勝への期待もかなり大きく、我々もワクワクした状態でサーキット入り!

迎えた、レース1のスタート、安定したスタートを見せ太田選手ですが、追い上げてきた2番手の選手とサイドバイサイドの熱いバトルを繰り広げ、惜しくも3コーナーでアウトから被せてきた2番手の選手にポジションを譲ることになります。
また、スーパーフォーミュラライツはマシンの特性上、追い越しがかなり難しくなっているため、抜くのが困難と判断した選手は2番手ポジションキープの走りに切り替え、無事に2位でチェッカーを受けました。

レース1終了後、レース2のスタート時間までは少し時間があったため、サーキット近くの温泉に行ってみることにしました。

ただし温泉とは言ってもただの温泉ではなく、”日本一恥ずかしい露天風呂”と言われている温泉です。
実際に行ってみると、道路を走る車や目の前の住宅から丸見えな露天風呂がありましたが、入ってしまえばすぐに慣れてしまい、実際には恥ずかしさなんて皆無でした(笑)
社長の先輩達と裸の付き合いでコミュニーケーションを図る事ができたと思います!

この川の中に温泉があります(笑)

さて、温泉に入ってリフレッシュもしたところでサーキットに戻り、午後のレース2を観戦します。
レース1は惜しくも2位でチェッカーを受けた太田選手、レース1に続いて2度目のポールスタートになりますので、今度こそはトップでチェッカーを受けてほしいという思いの中、レースは始まりました。
トップで1コーナーに侵入した格之進選手でしたが、直後の2コーナーで後続のマシンに軽く追突されてしまいます。

格之進選手は開幕戦の1コーナーで後続のマシンに追突され、ギアボックスを破損してリタイアするという苦い思い出がありますので、「一瞬その時の記憶が頭をよぎった」と後日談です。
見ている僕たちもハラハラしつつも見守るしかない状況です。

序盤はセーフティーカーが導入されるなど、荒れた展開が繰り広げられましたが、幸い格之進選手のマシンにトラブルは無く、再スタートも上手く決まり、その後もトップを快走し見事今季2勝目を飾りました。
しかもポールポジションからスタートし、ファステストラップも記録しているため、フルポイント獲得の素晴らしい勝利となりました。

土曜日のレースはここで終わり、土曜日の宿泊場所である熊本市に移動します。
阿蘇山を横目に壮大な自然の中を走り抜ける阿蘇スカイラインは非常に気持ちが良いドライブスポットでした。
関西ではまず見ることの出来ない、素晴らしい景色に終始圧巻されていました。

熊本といえば馬刺しといえば馬刺しが有名ですが、その他にも天草大王と呼ばれる熊本の有名な地鶏の料理をいただきました。
僕自身、九州地方に行くのは初めてでしたが、博多に続き熊本でもご当地の料理をいただくことでき、本当に幸せな気持ちになれました。

日曜日のレース3は朝8時スタートで、熊本からサーキットまでおおよそ1時間半かかるということもあり、6時前起床というなかなかのハードスケジュールです。
道中は眠気が凄かったですが、早朝の阿蘇カルデラに広がる雲海を目の当たりにして眠気は吹っ飛びました。

サーキットに到着し、スタンドに向かうと間もなくレースが始まろうというタイミングでした。格之進選手は2番手からのスタートでしたが、他の選手が新品タイヤを使用している中、格之進選手は使用済みタイヤでの出走ということもあり、厳しい戦況が予測されていましたが、スタートでは一瞬トップに躍り出る見事なスタートダッシュを決めます。
惜しくもトップに立つことはできませんでしたが、その後は後続を抑えポジションを守り抜き、2位でチェッカーを受けました。

3レースが無事に終わり、振り返ってみれば格之進選手は2位、1位、2位という素晴らしい成績を残し、ポイントランキングでは2位の選手に大差をつけてトップに浮上しています。

全6大会で争われるスーパーフォーミュラライツ選手権ですが、今大会を境目に後半戦に突入します。ここまで1位2回、2位5回というかなりの好成績を収めてる格之進選手ですが、後半戦もこの調子で戦ってほしいと祈っています。